下館音頭の歌詞は、作詞家の西条八十の作詞です。西条は第ニ次世界大戦の時、早稲田の同窓だった下館町長の外池格次郎(とのいけかくじろう)の誘いを受けて、空襲の激しくなった東京をさけて下館に疎開していました。

下館に縁ができたのをきっかけに、地元の人々との交流が始まり、下館音頭の作詞を依頼されるようになったという事です。曲はすでにあった曲を使ったようです。

昭和初期の下館の町を叙情豊かに描いているこの歌詞の中で、10番と11番は少し違和感があります。11番は下館で起きた自由民権運動の事を描いているようですが、10番の意味はなんなのでしょう。しかも10番にだけ人名が登場します。
謎はこの10番にあります。 謎の提示へ。                         HOME