156.箱根の想い出 平成16年8月21日
製作時間68時間 71×55センチ

 三年ぶりに「肢体不自由児・者の美術展」出品しようと決め、私らしく出すからには「賞」を狙おうと思い、「朝日新聞厚生文化事業団賞」を狙うことにしました。
 この像は「箱根彫刻の森美術館」に大きく聳え立っている物で、姉と二人で出掛け、入口を入るとすぐあって感動しました。5メートルの「大女」で、姉が写真を撮りましたが、私が小さく見えます。
「賞」を狙って描き始まりましたが、想像以上に大変で洋服の黒を描くのに38時間も掛かってしまい、頭も変に成ってしまい、これで何も賞が付かなかったら、抗議を申し込もうと思いながら描きました。
 結果を待っていますと「佳作」と書いた書類が届きました。信じられなくて本当に悔しかったです。表彰式に着て行く洋服も決めていたので、何もかも予定が狂ってしまいましたが、二日経ったら忘れてしまい、次の目標を考えました。自分でも良い性格だなと思い、呆れました。
 尚、この作品は「肢体不自由児・者の美術展」で、全国を廻っていて、戻ってくるのは2006年の2月以降なのでコピーを飾らせて戴いております。

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