女方(おざかた)
明治12年(1879年)白木高欄造。
保存状態が非常に良く、屋根の漆剥だけである。当時の珱珞(ようらく)が残っているのも珍しく貴重である。胴羽目(どうはめ)に施された「天智天皇と藤原鎌足」や、「鎮西八郎為朝」の彫刻、掌柱隠し彫りなど手の混んだ精細な作業をしている。明治12年と書かれた飾り入れと、渡御中に鳳凰と替えて使用した宝珠も保管されていた。